「男の背中」を見せてくれた班長

物流会社で勤務していた10年前の事。
班長は集配ドライバー30人を束ね、自らも大型トラックを引っ張り、他のドライバーの愚痴聞きから勤怠管理、毎日の各ドライバーの集荷先プランの設定とその仕事ぶりはまさにスーパーマンのような人でした。
その班長がある日支店長と殴り合いになる一歩手前まで口論をしたことがありました。私は当時、総務そして組合の分会役員もしていたので、班長の日々の気持ちを理解し、少しでも仕事の環境改善をと、やっきになっていた矢先の事でした。
ハードな仕事をしながら愚痴ひとつこぼさない班長が自分の気持ちを一気に爆発させた瞬間でした。
彼の背中は震え、拳を何度も机に叩き付けていました。その姿に「男の背中」を感じました。この人をこのままにしていてはいけない!そして、何としても早急に班長を助けなければと!
この支店にいる限り自分の仕事は班長をサポートすること、そう決めた瞬間でもありました。

心が温かくなった後ろ姿

今から5、6年くらい前の夏のことです。
その時期は私の住んでいる地域でお祭りが開催されていて、友人と一緒にお祭りに行き出店をみたりして楽しんでいました。
会話も弾み盛り上がっていると、少し強い風が吹き近くにいた子供の帽子が飛んでしまいました。
「あっ」と思っている見と知らず男性が走り、子供の飛んだ帽子を取ってあげたのです。
あまりの男性の素早さに驚きながらも見ていると、しっかりと子供の目線に合わせて体制を低くし、子供に帽子を渡している姿と帽子を受け取って笑顔の子供を見て心が温かくなってしまいました。
ちょうど私から見えた男性は後ろ姿だったのですが、すっとした姿勢の良さがたくましくもあり優しさも感じられ正直こんなに印象に残る後ろ姿は初めてでした。
その後、その男性は歩いてどこかへ行ってしまったようでしたが友人達と「今の男性素敵だったね」と会話が盛り上がり、それと同時に帽子が飛んだ時の自分たち動きの悪さに反省していました。
数年経った今でもこの出来事は忘れません。

背の高い学ラン姿の高校生の背中にくぎづけ

高校生の頃の話です。
電車で通学をしていた私は毎日の満員電車でぐったり疲れ切っていました。
身長が160cmに届かないくらいの私。
ある時から同じ車両に身長の高い学生服(学ラン)の男子生徒が乗るようになりました。
学生服のズボンを腰で履くことがなぜか高校時代流行っていました。見た目に格好良くないので私は腰パンが苦手。そんな中でその身長の高い男子学生はきれいにズボンを履きこなし、たたずまいがステキでした。
私はひそかに「トール王子(tall王子)」と名付けていました。
ある日トール王子が私の近くに立ちました。電車が急停車した時に車内は少し揺れてバランスを崩しつり革をつかみ損ねた私は思わず、そのトール王子の背中にガシっとつかまってしまいました。
ハッと気がつき、トール王子に「すみません」と謝りました。トール男子は「大丈夫ですか?」と言ってくれました。
なんていい人なんだろう。そして背中にしがみついたときのキュッと引き締まった体にグッときました。
それ以来ずっとトール王子の背中を見続けるのが日課になりました。

おじいちゃんの大きな背中に。

わたしは、生まれた時から父親が居なくて小さな頃からおじいちゃんが父親代わりになってわたしを育ててくれました。
朝早く起きて、わたしの学校へ持っていくお弁当を作ってくれて、それから仕事へ行って、帰ってきたら、また夜ごはんを作ってくれて、本当にわたしが育つまで面倒を見てくれました。
そんなおじいちゃんが病に倒れ、病院のベッドで初めてわたしに弱音を吐きました。
「ごめんよ。。」と泣きながらわたしに語りかけました。
幸いなことに、病気は快方に向かい、おじいちゃんがまた自宅に戻ってきました。
久しぶりに台所に立つおじいちゃんの背中が、とても大きく、とても温かく感じました。
わたしは、その背中を見て、今までおじいちゃんに育てて貰った分、恩返しをしていかないとと改めて感じたのでした。
背中って、その状況によって本当に見え方が変わるものなんですね。大きくも見えたり、弱っているときは本当に小さく見えるものなんです。
そういった家族の大切さや、絆を感じさせてくれたキッカケを作ってくれたのが、おじいちゃんの背中でした。
参照:ジュエルレイン 効果

後ろ姿が美しい女性は素晴らしい!

前の職場にいた頃に入ってきた新人の女性社員の背中に惚れた事があります。
最初見た時はまぁまぁ可愛らしい子だなくらいにしか思っていなかったのですが
座りながら仕事している時の女性社員の後ろ姿を見た時に驚きました。
普通熱中して仕事しているとどうしても猫背になったり
ちょっと背もたれに寄りかかって作業したりするんですが
その女性社員はピンと張った綺麗な姿勢で
綺麗な髪をポニーテールにして仕事をしている後ろ姿がとても美しかった!
姿勢の美しさや綺麗な髪の毛に上品さや育ちの良さを感じて
一気に好感が持てて好きになりました。
それ以降僕も姿勢を気にして彼女の様に美しい姿勢を保とうとしたのですが
彼女の様に正しい姿勢を続けるのはなかなか難しくて断念した思い出があります。
結局好きになった彼女を飲みに誘いたいなと思いつつ時間だけが過ぎて
彼女は他の男性社員と職場結婚してしまいましたが
姿勢って本当大事だなと感じさせられましたね。

初めてのスケート観戦!浅田選手に涙腺崩壊。

昨年、知人に誘われて初めて生でフィギュアスケート観戦しました。
それまでテレビでしか見た事が無かった世界でしたが、実際に見るのとでは全く違った印象を受けました。
とにかく迫力が違いました。
ジャンプの飛距離や、スピンの早さにとても驚きました。
そして一番感動したのが、現役復帰した浅田真央選手の演技でした。
初めて見る浅田選手はとても華奢で綺麗な女性でした。
いよいよ浅田選手の順番がまわってくると、話していたコーチの元を離れて、何万人の観客達の前にたった一人で滑り出して行く背中を見た時に、すでに涙腺が崩壊してしまいました。
現役復帰したものの思うようなスケートが出来ずにいた浅田選手が、何を思って滑り出して行ったのか、ソチ五輪の事まで思い出して、なんだかグッと来てしまいました。
浅田選手のエッジの音が響く中、演技が終わり何度も頷く彼女を見て、またスケートする姿を見せてくれて感謝の気持ちが湧いてきました

痩せたからだよりひきしまった身体。

私が人の背中をみてぐっときたのは数週間前のヨガ教室の前をとおりかかったときのことです。そのヨガ教室はおおきなガラス張りで教室ないが見るようになっていました。そこでヨガトレーナーが外に背中を向けてトレーニングしていました。オーストラリアではヨガをする際に女性はスパッツにスイミングウエアの上部のようなものを着用し、日本にくらべると露出が多いです。そのヨガ教室の先生はおそらく20歳後半から30歳前半。しかし、その先生は綺麗にひきしまった筋肉に覆われ、素敵なボディラインでした。特に、ウエアのしたに見える背中の筋肉が印象的でした。うっすらと見える筋肉の筋はまさに理想の背中。この背中になるためだけにヨガを習いたいと思いました。そして2週間前、そのヨガスタジオの体験教室が開かれました。新しく綺麗でモダンなスタジオ、家から5分のところで継続的に通うことが可能であるために興味をもちました。
そのため、私は1ヶ月のヨガコースに入会し、週3-4回のヨガクラスに参加しています。

大物俳優の後ろ姿はすごい

20年前ほどの話ですが、横浜で偶然、ロケの収録に出くわしたことがありました。そのロケは、「危ないデカ(刑事)」の収録です。そのときに、浅野温子さん、舘ひろしさん、柴田恭兵さんの三人が裏通りを歩いていたんです。それで、もちろん三人ともすごく素敵だなとは思ったのですが、特に柴田恭兵さんはただものではならないオーラを発していました。それがどんな風にすごかったというと、後ろ姿さえ、普通の人ではなかったからです。ただ歩いているだけなのに、後ろ姿がそのあたりに居る人とは全く違い、私はかなりグッときてしまいました。背筋がピンとしていたことはもちろんですが、そのピン具合が尋常ではなく、後ろ姿だけでもものすごく、形容しがたいほど素敵すぎたのです。はっきりいってかなり驚きました。私は当時は横浜で働いていたので、あらゆるロケに遭遇しましたし、多くの女優さんや俳優さんを見たことがあります。みなさんやはり一般人とは違ってそれぞれ素敵なのですが、あの時の柴田恭兵さんの後ろ姿は今でも忘れることができません。

ハプニングのおかげで弟の成長を確認できた

自宅の給湯器が突然壊れてしまい、今日は弟と銭湯に行きました。移動するのが面倒だと弟は言いますが、体を綺麗にしないと細菌が肌に悪さをするかもしれないと私が説得して連れて行くことになったのです。
脱衣所に入ると、弟はトランクスだけ履いた状態のまま体重計に乗りました。入浴前後の体重の変化を確かめたかったようで、出発前とは裏腹に銭湯を楽しんでいるようです。体重計に乗る弟の後ろ姿を見た瞬間、背中の形にグッと来ました。
昔は骨の形が浮き出ていた弟の背中は、分厚い筋肉で覆われていました。弟の背中を見たのは10年以上ぶりだったので、当時の記憶とのギャップに驚きグッと来たというわけです。
たくましい背中に見とれていると、恥ずかしいから見ないでほしいと弟に言われてしまいます。本人は背中の筋肉を自覚しているようで、将来的にボディービルの大会に出場したいとカミングアウトされました。背中以外の筋肉も美しかったので、弟を応援したくなりました。

義母の背中

夫の実家は柿農家で、3年前に義父が亡くなってから私たちも手伝いに行っています。義兄は独身で時間が不規則な仕事をしているし、
義弟一家は小さな子供が二人いるので、子供もいない、大人二人でしかも夫の休みは土日と決まっている私たちが主に手伝っています。
義兄が休みのときは義母、義兄、夫、私の四人で作業をします。家族で作業をするのは楽しいものです。
手伝い始めて初めて、農業がこんなに大変なんだと知りました。農業は大変、と言葉では知っていましたが、また実感すると違うものです。
そんな大変な作業を遠くの地からお嫁に来て40年間ずっとしていたんだ、と思うと義母の背中を見てグッときました。
連れ合いが亡くなったというのにずっとこの仕事を続けていかなくてはいけない。なのに義母はいつも明るくて、私たち夫婦を、そして私を本当の娘のように
可愛がってくれるのです。義母は病気も持っています。病院通いもしょっちゅうです。
義母が作業をする背中を見て、できるだけ長く生きてもらって、一緒にいたいといつも願っています。